Airbub Story ~何故プロダクト・マーケット・フィットできたか①~
まずプロダクト・マーケット・フィットとは、
シリコンバレーの用語で、本物の潜在顧客がたくさん存在する優良市場を見つけ、
同時にその市場を満足させられるプロダクトを生み出したと証明できる状態を示しています。
多くの企業がこの領域に達しないまま消えていってしまうので、企業家にとってはひとつの大きな目標となります。
ここに向けてのAirbubは取り組みは下記のようです。
①みんなが欲しがるものをつくる
②優れたユーザーエクスペリエンス
③似ているサイト(競合の再度)に相乗りする
市場のニーズがあるところで、競合サービスよりもよいものを作り、テクノロジーを駆使して競合のwebサイトを半ばハッキングする形でユーザーを奪って行きました。
①について
Airbubはイベントなどの急なホテル需要増加に対して、宿泊施設がほしいニーズに対応しようとしました。
「みんながほしがるものを作る」というのは意外に重要です。
どうしても起業するとなると「みんなが思いつかないものを作らないといけない」と意気込んでしまいそうですが、このプロダクトマーケットフィットの考えをベースに考えると、明らかになっている優良市場に対して明確なプロダクトを提供するという意味では理にかなっています。
これはYコンビネーターという、シリコンバレーのスタートアップ育成所のポリシーのようで、AirbubやDropboxにもこのDNAが受け継がれています。
②、③はまた明日。